まちこしの人間観察BLOG

まちこしの日々の対人記録。

モラトリアムは1回じゃない

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みなさま、こんにちは。
まちこしです。
記念すべき初登校初投稿なのでちょっとばかし前置きを。


このブログは私(まちこし)が30代に入って気づいたら自己喪失していた自分を少しづつ取り戻した中で得た気づきや(リハビリ5年してました)、これから新たに自分をアップデートしていく方に向けて、男女関わらず自己解放を促し、より自分の人生の楽しみ方、喜びをみつけるためのヒントやお手伝いができればいいと思っています。


なぜタイトルにモラトリアムの話がでているかについてはhomeの一番下のプロフィールをクリックしたら出てくる自己紹介を見てみてくださいね!


今回のテーマについて。

『モラトリアムは1回じゃない』


モラトリアムって聞くと、あんまり良いイメージってないんじゃないでしょうか?
実際、調べると猶予期間とか、大人になる前の半人前状態のことを指す意味が多いです。就職前や社会人になるまえの大学生さんを指すことも多いですよね。

私が大学3年で就活をしていた頃、進路がよくわかんないからひとまず就職はしない、という選択肢を私は想像もしませんでした。
えっもう終わるの?モラトリアムもう終わるの?どうしよう!って感じでした。
その頃私は都内のとある美大に在籍しており自分の将来像なんて全然なくて、就活ではそれっぽい事を無理して面接官に話していました。

今のふらふらしてる35歳のまちこしからすると「みんな30代になってもフツーに悩んでるし、またモラトリアムやったり、そんな人生オールクリアな人の方が珍しいから!!」って言ってあげたいです。

就職してからも20代前半なのにもう自分の人生は決まったような、踏み外したらみんなに後ろ指さされるような、そんな恐怖の中で生きていました。

まちこしがそんな風になった大きな原因の一つは、自己決定をそれまでの人生で徹底してこなかった事です。そのせいで自己重要感や自分で人生をコントロールできるという感覚が低くなってしまったからです。
↑ここめっちゃ重要です。
私は愛想のいい性格でどちらかというと八方美人だったせいもあって、人を喜ばす為に自分を抑える傾向が強い子供でした(たぶん親に言ったら「はぁ?」って絶対言われる)。しかもそこそこ要領がいいから、とんでもない失敗や悪い成績というわけでもなくそこそこ上手くこなす、といった感じでした。
(このへんの事は後日また書きます。)

そんなことが重なって、私は自分よりも他人が喜ぶ選択をしてきました。
ですので就活になっても本当の自分はまだやりたい事や興味のある事を掘り下げきれていないのによくわからないまま就職してしまいました。
そしてモヤモヤとしたまま仕事をつづけ、30代に入り初めて逃げ場のない本当の意味でのモラトリアムになりました。

今になって周りの話を聞くと、みんな個々で行き詰って1年ないし2年、仕事をやめて休んだり、ニートしたり、海外に行ったりして新しいきっかけや自分を見つめる時間を取っている人は予想以上にたくさんいます。モラトリアムは決して学生だけのものではないです。そして休み期間も時期も人それぞれです。



モラトリアムは猶予、というけど、猶予は期限があっての猶予ですよね。
人生が死という期限によって終わるのならば、より豊かな人生を送るために考えたり立ち止まったりする猶予は自分自身で好きに設定できるし、そうせざるを得ない時が何度か人生には予期せず訪れるものだと思います。

そういう波がきた時にどうぞ無理をせずに思う存分、立ち止まってモラトリアムに自ら入って、次にくる波の為にそなえて欲しいと思うんです。仕事をやめろとかそういう事ではなくて、仕事はしつつも、そういう時に大きな決断や選択はせずに自分の心と向き合う時間を増やす方が後から振り返ると良い選択ができるんじゃないかなー、と。

でもほんと無理やと思ったらとりあえず休む!寝る!も大事!
睡眠なめらたあかんぜよ、です。

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元祖なめたらいかんぜよ





って、偉そうに言ってるけど読み直したら、ごく当たり前のことしか話してない(苦笑)。


最初はこんな真面目な投稿をしてますが、たぶんそのうちに堪えきれず、ふざけた投稿もふえてくると思います、、、。
どうぞ末長くお付き合いいただけたらうれしいです。
私も長く書けるようにマイペースにがんばろうっっと!
(↑以前3回ブログ挫折経験あり)。

ではでは。

まちこし